めまい・ふらつき
めまい・ふらつき
詳細な問診に続き、心理テスト、平衡検査、赤外線眼鏡下眼振検査、ビデオ眼振検査(写真参照)、重心動揺検査、精密聴力検査、シェロング検査、神経学的検査を行い、病巣の特定、危険因子のピックアップを行い、必要に応じて温度眼振検査、MRI(外注)などの2次検査を施行します。
2018年3月よりビデオヘッドインパルステスト(vHIT)を導入しました。
これは、頭部を左右に振ったりして、頭部速度に対する眼球速度を計測して三半規管の機能を診ることで聴神経腫瘍、メニエール病、前庭神経炎、内耳炎、脳血管障害などの診断・経過観察に有用なテストです。
2018年3月現在、日本のめまいを専門としている施設でもこの検査を実施しているのはごくわずかです。外来で20分ほどでできます。
治療は、薬物療法、理学療法(平衡訓練)を主としています。