10月のお知らせ
こんにちは。
●10月は、インフルエンザ予防接種を開始します。別掲に従いお申し込みください。
●武漢熱(コロナ)は流行しています。インフルエンザは微増しています。2025-38w.pdf
●社会保険診療報酬支払基金は8月29日付で、感冒や小児のインフルエンザなどに対する抗生物質製剤や合成抗菌薬の処方について、原則として算定を認めない方針を公表しました。国民健康保険中央会も同じ対応を取ります。社会保険診療報酬支払基金のホームページに掲載されてます。atukai_27_070829.pdfの9ページ。
支払基金が公表した「審査の一般的な取り扱い」では、(1)感冒、(2)小児のインフルエンザ、(3)小児の気管支喘息、(4)感冒性胃腸炎・感冒性腸炎、(5)慢性上気道炎・慢性咽喉頭炎――に対する抗生物質製剤や合成抗菌薬の算定は「原則として認められない」との方針を示しました。ペニシリン系、セフェム系、キノロン系、マクロライド系の内服薬で、効能・効果にこれらの傷病名の記載がないものに限ります。
保険医療は不正が行われたり、過剰診療、不正請求などを監視するため、社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険中央会がルールを決め、その枠内での診療しかできません。そのなかで今回、風邪、などには抗生物質、合成抗菌薬の処方は認めない、と声明を出したのです。
ウイルス疾患、アレルギー疾患、細菌感染が原因となることは少ない疾患に抗生物質は無効ですので当然のことをなぜいまさら声明を出してるのでしょうか?
これには、医師側には、「無用な抗生剤処方は、無効であるばかりか耐性菌を作る、無駄な医療費がかかる」ことに対しての警鐘であるのです。
患者側に対しては、「抗生剤の効能を正しく理解し、むやみに抗生剤処方を医師に求めない」よう良識ある態度を求めています。
今まで、「早く治りたいから」「抗生剤をのまないと悪くなるんです」と抗生剤の処方を強く求めてくる方がおられます。説明しても理解してもらえないケースもあります。患者さんの要望に応えられない、たとえ医学的に間違ってても心苦しさは残ります。今後も説明することは当然ですが、「保険で認められてませんから自費診療になりますよ」といえば納得されるでしょうか? 「自費でもいいから出してくれ」と言われても、医学的に正しくないことはできませんから、処方はしません。
以下は既報です。
●●●インフルエンザ予防接種について●●●
1)定期予防接種
【対象】65歳以上の宝塚市民、60歳以上65歳未満の方で、心臓・腎臓などの障害を有し、身体障碍者手帳1級の認定を受けている宝塚市民
※その他該当する方もおられますので詳細はお問い合わせください。
【実施時期】2025(令和7)年10月1日~2026(令和8)年1月31日
【実施回数】1回接種
【費用】本人負担 1,500円
2)任意予防接種
【対象】6か月以上の宝塚市民
【実施時期】2025(令和7)年10月1日~2026(令和8)年1月31日
【実施回数】
6か月~13歳未満は2~4週の間隔を置いて2回接種
13歳以上は1回接種
【費用】本人負担
6か月~13歳未満は1回3,000円、2回で6,000円
13歳以上は1回 3,500円
##### 申込方法 #####
2025年9月29日(月)より、毎週月曜日(休日の場合は火曜日)8:30よりお電話または受付窓口にてその週、1週間分の予約を受け付けます。ネットでの予約はできません。8:30までは電話はつながらないように設定してあります。在庫なくなり次第、その週の予約は終了となります。
何週間も先の予約はできません。ワクチンの供給が不安定のため確実に在庫分のみの予約となります。ご了承ください。
●昨年より鼻へ噴霧するタイプの経鼻弱毒生インフルエンザワクチンが日本で承認されました。
メリットは、注射でないこと。効果が1年間続くこと。他に、2~18歳が対象、接種は1回のみ、料金は7,000円、などがあげられます。効果は従来のワクチンと同等です。
また、喘息の方、周囲に授乳婦、免疫不全患者がおられる方は、従来の不活化ワクチンが推奨されます。
今年も当院でワクチンを打たれる方は、インフルエンザワクチンの受付を申し込む際、従来の不活化ワクチンか経鼻弱毒生ワクチンかを区別して申し込んでください。
判断材料として日本小児科学会の見解を載せときます。
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20240909_keibi_i_vaccine.pdf
在庫に限りがありご要望にお応えできないことがあります。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
限られた診療時間では、すべて説明することは困難です。そこで来院された方に、LINEお友だち登録をしてもらい、院長へのホットラインをおもちいただき、聞きたかったこと、お薬のこと、今後のこと、ご要望などにご利用下されば少しは説明不足を補えるかと考えています。ただし、緊急案件は扱いません。緊急時は119です。返信には、ネット障害等トラブルがない限り、日曜祝日、年末年始問わず、24時間以内に返信致します。 たまに、こちらからお知らせを発信しますが、お許し下さいね。
医院入り口、受付にお友だち登録QRコードを表示してますのでご利用ください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
写真は甲山。中学生の頃よく行きました。309m、古い火山の痕跡である輝石安山岩の山で、六甲山とは形成過程が異なる別の山だそうな。
