7月のお知らせ
こんにちは。
●武漢熱(コロナ)は、兵庫県内の発表では、減少傾向にありますが、当院はここ2週間、毎日一人は来院されてます。実感としては感染拡大してるのでは? が現場の感覚です。もう少し様子を見ていきましょう。2024-25w.pdf (hyogo.lg.jp)
●一部の患者さんは、勝負が早い! こちらに猶予をくれない。1~2度受診して納得がいかなければ、症状改善しなければ受診しないです。初診時に正確な最終診断をくだせないことはいくらでもあります。経過見ながら、薬効見ながら診断をつけます。鑑別疾患を多く考えるほど時間はかかります。こちらは、二の手、三の手を考えていて、治療・検査計画立ててるのについてきてくれないです。もう少し、受診する時点で信頼する医師を選び、腰を落ち着けて治療に取り組む、ということはできませんかね?
それに関連して、初診でいきなり「200床以上の大病院受診に紹介状ないと7000円の追加徴収されるから紹介状書いてくれ」という方も多いです。一次医療は診療所です。 病院と診療所の役割分担があります。入院・手術疾患、中等症以上などは病院で!という原則があります。それを診療所頭越しに病院を受診したい!? もう少し医療制度を理解してもらいたいですね。診療所の医師も紹介状書くからには、詳細な医療情報を届けなければなりません。しかし、このような方の紹介状は「貴院受診を希望しています。当院では検査・治療は行っておりません」というきわめて形式的な中身のない紹介状になります。おそらく受け取った医師は「もっとていねいな紹介状書けんのか? 自分とこで診てから紹介せーよ」というところです。このような患者さんの要求はカスハラならぬペイシャントハラスメント、「ペイハラ」と呼ばれるべきものです。
初めから紹介状を要求するのでなく、よく検討、勘案して治療に専念できる医師を受診してください。それが大病院医師というなら7000円払って受診してはどうですか?
また、「後医は名医」という言葉があります。後医ほど情報が集まり、経過も見れます。だから2軒目、3軒目の医師で診断がつくのは当たり前なのです。別に診断をつけた医師が偉いのではありません。初診医(プライマリーケアー医や診療所医師)ほど鑑別疾患が多いのです。つまり「後医は名医」ではないのです。
以下は既報になります。
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