梅村耳鼻咽喉科、逆瀬川、めまい・ふらつき、中耳炎・花粉症梅村耳鼻咽喉科

お知らせ

2月のお知らせ

こんにちは。

 

●兵庫県では、インフルエンザは増加傾向であり、宝塚は警報レベル地域です。武漢熱(コロナ)も増加傾向ですが、宝塚は他市町と比べ多いです。よって、両者とも油断大敵、万病のもとです。感染対策を引き続き行ってください。2024-3w.pdf (hyogo.lg.jp)

ただ、3年前に比べると、ワクチン、免疫賦活、抗ウイルス薬、感染対策、などが奏功して重症化・入院率・死亡率などは低下しています。

 

●今年のスギ花粉飛散は、例年並みか少ないと予報が出ています。2月初旬から抗アレルギー剤の内服を飛散終了まで続けてください。舌下免疫療法もお勧めです。花粉症・アレルギー性鼻炎 – 梅村耳鼻咽喉科 (umemura-orl.com)宝塚市の花粉飛散情報 2024 – 日本気象協会 tenki.jp

 

ここ、1~2か月「早く治りたいから抗生剤だしてくれ」「抗生剤のまないと重症化する」と抗生剤の処方を要望される方が散見されます。基本的なこととして、抗生剤は「細菌性疾患」にしか奏功しません。かぜ、インフルエンザ、武漢発祥のコロナ、咽頭結膜熱等ウイルス性疾患、体調不良、抵抗力低下などには無効どころか有害なことさえあります。耐性菌の増加も懸念され、国を挙げて対策をしているところです。

どうぞ、正しい知識を習得してください。隣の奥様が抗生剤でよくなったところでご自分はご自分です。世界に一つしかない体です。

 

梅の花そろそろです。